食べる順番を替えるだけ。「炭水化物」を最後に食べればダイエットの効果がさらにアップ!
2013/11/16
昔は、「バランスよく食べなさい。」というのが食事の主流でした。
ご飯 → おかず → おみそ汁 → 漬物 → ご飯 ・・・という感じです。
しかし、最近のダイエットトレンドとしては、「1品ずつ順番を決めて食べる」ということが主流になっています。なぜ食べる順番を決めるとダイエットに良いのか、説明していきます。
食べる順番を替えるとダイエットに良い理由
食べる順番を変えることで効果をもたらすのが「糖質」の吸収。糖は以下のステップで体に吸収され最終的に脂肪になります。
【糖が脂肪になるステップ】
糖質が腸で吸収されると、血液中に流れ込み血糖値を上昇させる。 |
↓ |
血液中のブドウ糖を減らすために「インシュリン」が分泌。 |
↓ |
ブドウ糖は血液を出て、脂肪細胞、筋肉細胞などに送られる。 |
↓ |
筋肉細胞はブドウ糖の貯蓄量が少ないため、多くが脂肪細胞に送らる。 |
↓ |
消費をされない分はそのまま蓄積されて脂肪になる。 |
特に急激に血糖値が上がると、インシュリンは「急げ急げ!」と、どんどん脂肪細胞にブドウ糖をつめこみます。
だからこそ、血糖値の上昇をゆっくりにする食事の順番に変える、ということなのです。
血糖値を急に上げない食事の順番
血糖値を急激に上げないためには、血糖値の上昇を緩やかにする食物繊維などから食べ、最後に血糖値を上げる食材を食べる必要があります。
順序としては、以下の通りです。
1 食物繊維 |
---|
野菜(特に葉物野菜)、海草、キノコ など |
2 タンパク質、脂質 |
---|
肉、魚、大豆、チーズ など |
3 糖質(炭水化物) |
---|
主食(ご飯、麺、粉物、芋等)、甘いもの(お菓子、果物、甘い飲み物等)、糖質の多い野菜(かぼちゃ、ニンジン等)、糖質の多い調味料 など |
この、最後に食べるべき具体的な食材については以下をご覧ください。
→外食で「炭水化物」を減らす!「食べて良いもの、悪いもの」&「行ってはいけない飲食店」
パッとみて糖質が多そうだとわかる食材に対して、わかりにくいのが「味付け」。
和食は保存をきかせるため砂糖が良く使われていますので、煮物や、すき焼き、甘い卵焼きなど糖質が多い料理には気をつけましょう。
これを外食で実践すると、焼肉定食であれば、「サラダ→豆腐、みそ汁、肉→ご飯、デザート」という順番で食べるわけです。食べる量は変っていないのでお腹も満足しそうです。
あとは、おかずと一緒だとご飯も際限なく食べられてしまう・・・という人も、最後にお米だけを食べるのであれば、必然的に多くの量はいりませんよね。そうなれば一石二鳥です。