早食いを止めるべき理由は「満腹中枢の刺激」と「血糖値の急上昇」!
2013/11/16
食べる時間が早いと太る。
これはダイエットをする人はもちろん、しない人でも知っている常識です。
常識ですが、きちんと意識をしないと、なんだかんだ15分くらいで食べ終わってしまうもの。
しかし、意識をして自分で決めたルールを守るだけで、ダイエットに繋がるのですから、やらないわけにはいきません。なんとか次の食事から実践してみましょう。
そもそも食べるスピードが早いとなぜ太るのでしょうか?まずは腑に落ちることが大事なので、確認してみましょう。
「早食いすると太る」。これには2つの理由があります。
理由1 満腹中枢の問題
これは誰もが聞いたことがあるでしょう。
噛むという行為によって「満腹中枢」が刺激されて「おなかいっぱい」という指令が出ます。しかし、満腹中枢から指令が出るのは食べ初めておよそ20~30分後。それくらいは食事の時間を確保しないといけません。
ちなみに誤解されている方が多い事実としては、「胃が小さいからおなかいっぱい」になる事はありません。胃とは伸縮をするものですので、けっこうな大きさまで伸びます。
「自分は胃が大きいから食べ過ぎてしまう」・・・と思っている方、その思い込みは捨てましょう。「満腹」だと指令が出ていないからお腹が満足していないだけです。
理由2 血糖値上昇の問題
血糖値の急激な上昇は、肥満に繋がります。
血糖値(血液中のブドウ糖量)が上昇すると、血糖値を下げようとしてブドウ糖を血管から肥満細胞に移動させます。これが肥満の原因の一つです。
これに関しては、詳しく書いていますので、以下の記事をみてください。
→食べる順番を替えるだけ。「炭水化物」を最後に食べればダイエットの効果がさらにアップ!
つまり、15分でどんぶり飯をかきこむようなことは、血糖値の急激な上昇を促し、1番ダイエットによくないのです。
食べる順番を意識して、ゆっくりとご飯を食べることで、血糖値の上昇を緩やかにする。満腹中枢の話よりもダイエットに重要だと思います。
とはいえ、ただゆっくり食べようと思っても難しい話。5つのルールを意識することで、食べる時間をゆっくりにしましょう。
→ゆっくり食べるための5つの実践ルール