食事の時間に気をつけて、ダイエットをもっと効率よく。
2014/01/14
1日の食事において、同じ量、同じ物を食べるのであれば、より太りにくい食べ方をした方がお得ですよね。
その“太りにくい”を左右するのが「食事を食べるタイミング」。
夜遅いとダメ・・・というのは知っている方が多いと思いますが、それ以外にも実はルールがあるのです。
せっかくダイエットをするのであれば、無理な我慢ではなく、ちょっとした気遣いで効率アップを計りたいですね。
朝ご飯
朝ご飯は、人間の大事なエネルギー源です。そのかわり、吸収が良いというのも特徴の1つ。2杯ほどのお水を飲んでから食事と取ると、急な血糖値の上昇を防ぎつつ、エネルギーを摂取できますよ。
■家を出る1時間前、外飯派なら家を出てすぐ食べる
食事をとり摂取したエネルギーは、細胞脂肪に行ってしまう前に使ってしまいましょう。食事を食べ始めてから1時間ほどすると、1番血糖値などが高い状態になります。
つまり、外出をする1時間くらい前にご飯を食べ始めれば、エネルギーとして使われやすくなります。
家で食べるのが1番かもしれませんが、「仕事なんで外飯派です!」という人は、会社の最寄り駅や、会社に着いてから食べるのではなく、家の近くや、家の最寄り駅などで食べると良いでしょう。
■朝6時以降に食べる
早起きは三文の得と言いますが、実は早すぎる朝ご飯は適しません。
身体を作ったり、体内を調整するための物質にビーマルワン(BMAL1)というタンパク質があります。
このビーマルワンの重要な働きの一つが「身体に脂肪を蓄える」というやっかいな仕事。ビーマルワンには波があり、16時〜朝5時くらいまでが、比較的数値が高い時間なのです。
つまり、6時以降に食べた方が脂肪になりにくいということ。朝勤務で早い・・・という場合でなければ、6時以降のご飯にしましょう。
昼ご飯
バタバタと済ませてしまいがちなランチは、ゆっくり食べることを意識しましょう。夜までの腹持ちがけっこう違いますよ。
■ランチは15時までに
不規則になりがちな現代人。
気がついたらお昼の時間をとおに過ぎて・・・ということはありませんか?できればお昼は15時までに食べましょう。
理由は2つ。
1つ目は、朝ご飯からの時間が空きすぎると空腹すぎて身体に脂肪を蓄えやすくなります。
2つ目は、朝ご飯のところで記載したビーマルワン。この数値が15時をピークに高くなるのです。それまでにご飯はすませたいところですね。
■忙しいビジネス街や繁華街での外飯は13時以降に
ちょっと番外編的な感じですが、これはけっこう当てはまる人が多いかもしれません。
12〜13時のランチピークにお店にはいり、せかせかとご飯をかき込んでランチ終了・・・ということはありませんか??早食いは、血糖値を急上昇させ脂肪を蓄えます。もしランチタイムが決められていなければ、すこし外した時間に取りましょう。
夜ご飯
遅くなるなと言われても遅くなるのが夜ご飯。今晩は遅そうだな・・という日は、17時くらいに少し炭水化物をたべて、夜は炭水化物や脂質を抜くのが良いです。
■夜10時以降は消化によい食事を
10時以降は食べるな!というのはなかなか難しい話。けれど、できれば消化に良いものが食べたいですよね。外食の場合は以下のようなメニューを選びましょう。
脂質の多い肉を避けて、ヒレ肉やささみ、もも肉などを揚げずに煮たり焼いたりしたものを。
・もも肉のシチュー
・ささみ焼き など
食物繊維の多い野菜なら茹でたり煮たりした消化しやすい状態のものを
・野菜のポトフ
・蒸し野菜のサラダ
消化に良い植物性のタンパク質を
・湯豆腐
・煮豆
魚なら赤み魚より白身魚を
・カレイの煮付け
・タイの蒸し焼き
・サーモンのムニエル など
できれば避けたい炭水化物はおかゆなどを
・おかゆ
・クリーム系でない、コンソメリゾットなど
1日の食事において、同じ量、同じ物を食べるのであれば、より太りにくい食べ方をした方がお得ですよね。