和食屋編:一見ヘルシーだけど実は落とし穴も多い和食での、外食ダイエットのコツ。
2014/01/14
外食カテゴリー別ダイエットの心得、和食編。大戸屋や、やよい軒などのチェーン定食屋。さと、華屋与兵衛、藍屋などの和風ファミレス。そしてチェーンでない和食屋さん、日本食屋さんなどでご飯を食べる際のダイエットの心得です。
利用する機会が多いのではないかと思うこういった和食屋さん。メニューも沢山あるので、困ったらとりあえず入る・・というのはありますよね。和食というとヘルシーなイメージではありますが、チョイスによっては危険だったりもするので、気を抜かないようにしましょう。
どんなダイエットをしている人でも、共通して気をつけるべきポイントはこちらです。
外食ご飯は通常のお茶碗1杯以上の場合が多い!
和食につきものなのが「白米」。
しかし、これ実は大変注意なポイントです。
通常のご飯はお茶碗1杯分で140g。カロリーは235kcalあります。
しかし、例えば大戸屋のメニューを見てみると、
・ご飯 303kcal
そう、カロリーが65kcalほど多くなっています。通常のお茶碗1杯よりも多くはいっているのです。計算では180gというところでしょうか。
ちなみに、小盛を頼むと・・・
・ご飯(少なめ)は252kcal
若干これでも多いくらいですね。「ご飯少なめ下さい」というのは勇気がいりますが、これが「通常量」だと思って頼みましょう。外食が多い人は大盛りのご飯に食べなれてしまっているので、一度自分で140gのご飯を計ってみると良いと思います。
どんぶりは避けよう
またまたご飯の話になってしまいますが、食べたいのはやまやまでも、どんぶり飯は避けましょう。
お店に寄りますが、カツどんや牛丼などどんぶりご飯にするとご飯の量が通常より100g増えます。
通常のご飯量が140gなのに対して・・・
どんぶりご飯は240g。
同じご飯&おかずの組み合わせでも、上に乗せるだけでご飯が多くなってしまうんですね。しかも、ご飯とおかずを一緒にバクバク食べるので食事も早くなりがち。同じおかずでも、カツどんではなく、とんかつ定食。牛丼ではな牛鍋定食など、ご飯と分かれているものを選びましょう。
気がついたら炭水化物だけになっていない?
炭水化物抜きダイエットをしていなくても気にして欲しいのがこちら。
和食は保存を効かせるために砂糖を使う料理が多いです。よくよく見ると、味付けが全部「砂糖たっぷり」ということもありえますので、気をつけましょう。
例えばこんなご飯があります。
・蕎麦&ミニ天丼セット
定番の組み合わせですね。でも、ご飯も蕎麦も炭水化物なのに、天ぷらの衣も炭水化物。これで天ぷらに芋なんかが乗っていたら完全にアウトです。
・肉じゃが定食
ご飯、みそ汁、肉じゃが、ひじきの煮物。バランスは良さそうなのですが、ご飯も、肉じゃがの味付けも、ニンジンやじゃが芋も、ひじきの味付けも、みんな糖質です。
・コロッケ定食
ご飯、コロッケの具、衣、細かい話ですが、ソースも糖質多め。コロッケ定食なら、チキンカツ定食とかの方が良いですね。
こんなメニューがオススメ!
せっかく和食屋さんにいったら、小鉢などがついた品数の多いものを選ぶようにしましょう。こんなメニューがオススメです。
・刺身定食
お刺身に、お豆腐、切り干し大根にサラダ、そしてご飯とおみそ汁・・・のようなタンパク質と野菜を摂取できるものはオススメです。
・冷しゃぶ御膳
ご飯におみそ汁、サラダの上に冷しゃぶがのった御膳。野菜の量も多いですし、しゃぶしゃぶなので余分な油も摂取しません。
・鶏のゆず胡椒焼き定食
付け合せの野菜に焼いてゆず胡椒で味付けした鶏。そしてご飯にみそ汁です。鶏肉の皮はけっこう脂肪が多いので残しましょう。
・サバの塩焼き定食
漬け合わせの大根おろしは消化酵素のアミラーゼがたっぷり。そしてサバは良質の油がのっています。ダイエットにはぴったりです。